G-TECH EVO-R 224
G-TECHで取り扱っている様々なチューニングパーツの中からパーツをチョイスし、G-TECH JAPANの限定モデルとして作り上げられているのがEVO-R 224 です。

G-TECH EVO-R 224 は、アバルト500をベースとしG-TECHのEVO-Rパフォーマンスキットによりエンジンチューニングが施され最高出力が224psまで引き上げられています。

今回試乗したモデルは特別にベース車両にアバルト695トリブートフェラーリ(フェラーリとのダブルネーム限定車)をチョイスしG-TECHをインストールしているので、更にスペシャル感満載な1台です。
4段階のモードでコンフォート~じゃじゃ馬を乗りこなす楽しさまで
エキゾーストシステムはフラップバルブ付で排気音量の切り替えが可能で、アバルトのSPORT/ノーマルモードと合わせると4段階のパワー調整が可能です。車庫入れや都市部で乗る時はSPORTモードオフ、バルブを閉めて走れば静かでご近所迷惑にもならない快適な乗り心地だし、高速道路やドライブウェイでスイッチをひとつづつ入れていけば、どんどんそれに応じて車が過激なじゃじゃ馬に様変わりしていく、、そんな変化を楽しむこともできます。もともと素のアバルトの基本性能の高さにG-TECHチューンを加えることで、走る、曲がる、止まることがさらに高いレベルで実現されています。

これまでアバルト500を乗るとどうしても1.4Lエンジンの「底の浅さ」が透かして見えてしまうことがありましたが、このEVO-R 224に関しては全くそれを感じることなく、そのトルクフルな走りは大排気量の車と比較しても引けを取らないレベルにまで来ていることを実感しました。
胸がざわつく異次元の加速
G-TECHチューンされたアバルトのエンジン、下からのトルク溢れる走り出しはとてもベースが1.4Lのエンジンとは思えないスムーズさでぐいぐいと加速していきます。

そしてこのG-TECHパフォーマンスシステムの真骨頂は4千回転を超えたあたりから急激に牙を露わにします。
胸がざわっとするような強烈な加速はイメージするならば映画バックトゥーザフューチャーで異次元にでも飛び立つかのような、これまでの車とは性質を異なるかのようでもありました。

それが計算して出せるのも操っている喜びにつながります。アクセルを踏み込み、4千回転に飛び込んだ後の「来るぞ、来るぞーーー、ほら来たー!!バビューーーーーン!!」みたいな分かり易さです。
ここまで気持良く速い車、このサイズの車で他にありますでしょうか?
恋する車と暮らす
今回もガレージハウスG-Styleの撮影としても使わせていただきました。どちらの物件も趣向が凝らされており、考えられた間取りやガレージになっています。
アバルトで、フェラーリとのコラボモデル限定車、そして極め付けはG-TECHチューンと、現在考えられるアバルト最速のうちの1台は、手に入れられるオーナーさんはこだわりを持っている人に違いありません。この車と恋に落ちていることでしょう。
それを格納しておく箱もやはり重要ですよね。
最後にマフラーサウンドを。乾いた音が痺れますね。

G-TECH EVO-R224 との夢のガレージライフ。絵になります。車好きの理想の形がここにはあります。
written by カーくる編集部